奨学金と総量規制

奨学金?当然、総量規制の対象ではありません。

総量規制の対象となるのは消費者金融や信販会社、リース会社などで奨学金はこれに含まれません。
日本学生支援機構などの奨学金は貸金業法ではないため、総量規制の対象外と言えるのです。

 

ただし、この奨学金を巡る問題にも変化があります。
それは延滞者の増加によって、奨学金を提供する日本学生支援機構が3ヶ月以上の延滞者に対して主に銀行が加盟する信用情報機関に登録されるようになっています。

 

そのため、奨学金の長期延滞者は総量規制外の銀行のカードローンが利用できないという状態も出てきます。
貸金業法下の貸し付けなどに適用される総量規制ですから、分割払いなども利用できるということにもなりますが、改正割賦販売法により、審査も厳しくなっている一面があります。

 

また、奨学金の中でも教育ローンを信販会社などで組んでいる場合は総量規制の対象です。
長期の延滞を続けている場合は信販会社であればCICに登録され、相互のネットワークによりJICCにも延滞情報が共有されています。
貸金業法にあたらない奨学金だから、延滞しても大丈夫ということはありません。
信用情報機関に延滞記録が載ることは重大な信用問題でもあり、他のカードローンや分割払いの契約にも影響が出ることにもなります。